【入替戦 第2節 ノジマ戦:試合結果&試合後コメント】
2015プレナスなでしこリーグ1部&プレナスなでしこリーグ2部 入替戦 第2節
2015年12月12日(土)13時00分
@高槻市萩谷総合公園サッカー場
スペランツァFC大阪高槻 0-0 ノジマステラ神奈川相模原
※2戦合計2-2、アウェイゴール数で上回り、スペランツァFC大阪高槻の1部残留が決定
〇本並健治監督
残留が決まり、ホッとしています。1戦目でああいう試合を、勝てる試合を引き分けてしまったので、自分たちとしては今日は勝つしかないと、勝ちに行きました。そうでないと、僕自身も気が済まなかった。だから選手たちには「勝ちに行くぞ」と伝えました。あとはメンタルの部分で絶対に負けないようにと。
それから、クラブとしてむずかしいシーズンだったからこそ残留しようと、君たちが落ちてしまっては何の意味もないのだと話しました。残ってこそ、いろんな人たちに支援してもらう価値があるのだから、しっかり残留しようと。そこを選手たちはしっかり表現してくれました。
今季はアディショナルタイムに失点するシーンが多かったのですが、今日は最後まで集中しようと。これまでの教訓を最後の試合で生かせるかどうかはキミたち次第だと話しました。そこを肝に銘じてファイトしてくれました。選手たちにはもう、「よく頑張った」「よくファイトしてくれた」と、声をかけてやりたいです。
非常に厳しいシーズンでしたが、残留という最低限の目標は果たすことができました。また、2年前に落ちた時と比べて、点差、内容は他のチームと詰まってきたと思います。接戦のゲームが結構ありましたから。来年はそこを勝ち切れるチームにしていきたいですね。来年は新チーム、新スペランツァとして、もっと強いチームを作ってやっていきたいと思います。みなさん、本当に最後まで一年間応援ありがとうございました。
○虎尾直美選手(キャプテン)
今日も応援ありがとうございました。厳しい試合でしたが、なんとか残留することができて、サポーターのみなさんの前で残留を決められて本当に良かったです。
来季もまた厳しい試合が続くと思いますが、今日のこの経験を生かしてしっかりと、来季こそ目標である上位リーグに入れるように全員で頑張っていきたいと思います。今後もご声援のほど、よろしくお願いします!
○丸山桂里奈選手
相手よりもアドバンテージがあったので、余裕を持っていこうと話していました。もちろんいい意味で、です。失点しなければ負けることはなかったし、とにかくいつも通りやっていこうと。
でも、今日も、チャンスをしっかり決めていたら、ディフェンスラインからGKまで、もっと楽に試合を運べました。初戦で2点取って、2-0からの2-2だったので、少しは気持ちの余裕がありましたが。チャンスで決め切ることがこのチームの課題だと思います。
ウチのチームには入替戦を経験している選手が多いので、試合運びや気持ちをどう持っていったらいいかも聞くことができました。監督含め、スタッフがみんな全力で指導してくれたので、選手たちは、自分たちのためというよりスタッフのためという思いが強かったです。ここまで来たら結果がすべて。そういう意味でも結果を残せてよかったです。
○大野摩耶選手
(残留が決まり)うれしい、その一言です。
今日は、自分たちは(1-1の)引き分け以上で残留が決まるので、とにかく変に考え込まずにリラックスして臨みました。相手の方が絶対にメンタル的には厳しかったはずですし、自分たちは落ち着いていつも通りやっていこうと。平常心でいつも通りを心がけました。
(非常に危ないシーンもあったが?)自分だけじゃなく、みんな、全員が集中できていました。
(きわどいコースのシュートも飛んできたが?)なでしこリーグで1年間戦ってきたので、慣れてきています。もっとすごいシュートもありましたし。1年間自分たちがリーグで積み重ねてきたことが生かせた試合だったと思います。厳しい戦いが多かったですが、その反省を今日の入替戦で生かすことができた。
自分たちはこのチームにいる限り、応援してくれている人たちのためにという思いで戦ってきました。絶対に落ちないようにと。厳しいこともあったけれど、自分たちにとってプラスになったと思います。来年はもっと、勝ち切れる力をつけて戦いたいです。
○成宮唯選手
前節の第1戦目が悪かった分、今日は今季最高のゲームをしようと臨んだのですが、あまり攻撃もできませんでした。でも守備で、GKを含めてDF陣がすごく体を張ってくれて、無失点で、0-0に持ち込めたのが良かったです。
(後半、攻撃の連携が良くなったが?)ハーフタイムに、距離を近くして連動性を持った攻撃をしていこうと話をしました。前線の3人の距離を近くすることで、パスワークを使って打開できるようになりました。
来シーズンは個人で打開できるように自分もならないといけないし、もっとパス&ゴー、一人ひとりが動くような、マークの付きづらい攻撃ができるようになりたいと思います。
もうこんな悔しい思い、苦しい思いはしたくありません。今シーズンの二の舞にはなりたくないので、勝ち切れる強さ、押されていても最後に勝てるチームになっていきたいです。
サポーターのみなさんの応援からはいつも気持ちが伝わってきます。一番しんどい時に、後押しの声が力になっていました。来シーズンも引き続き応援していただけるとうれしいです。よろしくお願いします!